亢竜・こうりゅう
海坐別邸を造るときに、演出家の宮本亞門さんから譲り受けた大城清太さんの作品の中の一枚です。 作品名は亢竜。 大城清太さんのプロフィールの中に、亢竜の事が書かれていたのでご紹介致しますね。 何事もそうすぐには上手くはいかない。 小さな積み重ねをひとつずつ丁寧に。 積み重ねて一歩づつ上へ上へと登って行けば、 亢竜のように天の高い所まで、 昇って行くことが出来る。 何事も焦らず、自分自身の心がブレなければ、 どんな高い所にも登っていける。 亢竜は感謝の心を天へと運ぶ竜神。 何百年も生きた鯉は、 雷が落ちると、池から飛び上がり、 竜の姿に変化しながら、 天へと昇って行くとされる。 天には九つの層があり、 一つ一つの層を潜り抜けるとことで、 鯉の姿から徐々に竜の姿へと姿を変え、 やがて亢竜となり、 天の高い所まで上り詰める。 目の前に混在している課題や困難も、 自分の志がブレなければ乗り越えられる、 なりたい自分の姿を想像し、 一歩一歩前へ歩む姿む姿勢が人生という 道となる。 多くの方に見て欲しいとの事で亞門さんから頂いた品。 一人でも多くの方に見て頂き、清太さんと清太さんのカミンチュのオバァーの思いを感じて頂ければ嬉しいです。 逆光にならないようにとった場所に、玄関ドアの三日月が映り込みましたが、これはこれで良いかなと載せさせて頂きました。 ************************************** シンプルだけど贅沢な時間 海坐 ~kaiza~ 〒901-0604 沖縄県南城市玉城字玉城56-1 tel&fax 098-949-7755 https://kaiza-okinawa.com 担当 中野 *************************************** #
by pajamsara
| 2024-01-17 20:38
| 大切なもの
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今年の9月6日でオープン15周年を迎えました。 時が経つのは本当に早いですね。 海坐の土地を見つけるのに約4年。 何度も来沖し、南から北まで車で土地を探しあちこち回りました。 当時は今のようにインターネットで簡単に便利に土地を見つける事も出来ず、土地探しには大変苦労致しました。 ようやく人と人のご縁で巡り会ったのがいまの海坐の場所です。 一本ずつ植えた周りの木々も大分大きくなりました。 いまでは蝶や鳥にキノボリトカゲ、ホタル様々な生き物がここを住処にしています。
そして、私達は年内を以て表舞台を退き、息子夫婦にバトンタッチすることに致しました。 移住当初、お世話になった人からは土地は磨いてこそ輝くと言われたことを忘れず、来年からは「更なる場所磨き」として若い二人をバックアップしていきたいと思います。 次の世代も「シンプルだけど贅沢な時間」を引き継ぎ、皆様に愛される海坐を、 大事に更に育てて行ってくれると思っています。 10年後、20年後もこの場所と海坐が皆様に愛される癒しの場でありますように、 どうぞ、ご愛顧の程宜しくお願い致します。 ************************************** シンプルだけど贅沢な時間 海坐 ~kaiza~ 〒901-0604 沖縄県南城市玉城字玉城56-1 tel&fax 098-949-7755 https://kaiza-okinawa.com 担当 中野 ***************************************
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by pajamsara
| 2023-12-28 17:01
| お知らせ
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ここ数年西表島のジャングルトレッキングに通っていましたが、
思い切って海坐の森の散歩道にミニトレッキングコースを造りました。 以前からフォトウエディング等で撮影をされたりしていましたが、道も整備して散策できるようにしました。 ミニミニトレッキングですが、途中ロープを掴んで登ったりアクティブ感もあります。
今後は沖縄の在来の植物を増やし、沖縄の亜熱帯の自然の森をより楽しめるようにしたいと思っています。 ジャングル感漂うクロツグに蝶の食草になる木や、南部でもほとんど見られなくなったアマミアラカシの木を植えていく予定です。 そして、以前ブログでもご紹介したモダマ。 これも来年には移植の予定です。 モダマはツル科の常緑植物で、サヤの長さは1メートルを超えるものもある世界大のマメ科植物です。 15年後にはモダマのツルでターザン遊びが出来るかもしれないですよ。 今年はアカショウビンの鳴き声がこの森の中からよく聞こえました。 蝶々も当たり年なのか様々な蝶が花の蜜を探し求め飛んでいます。 気球も恐竜もいませんが、 鳥の声で目が覚めて、日中はオオゴマダラ等の蝶が舞い、花の香が辺りを漂う。 夕暮れには奥武島に真っ赤な夕日が沈む。 そんな今では少なくなった何気ない非日常を残して行ければと思います。 ************************************** シンプルだけど贅沢な時間 海坐 ~kaiza~ 〒901-0604 沖縄県南城市玉城字玉城56-1 tel&fax 098-949-7755 https://kaiza-okinawa.com 担当 中野 *************************************** #
by pajamsara
| 2023-12-11 21:23
| 宿
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妻の遠い遠いご先祖様が、出雲辺りに結びつきがあるという事で、出雲大社と奥出雲に行ってきました。 旅の計画をしている最中、奥出雲で宿泊のお仕事をされている方が、偶然にもお泊りにいらっしゃいました。 奥出雲のお宿「禾と恵に咲くお宿まつ」オーナー内田咲子さんです。 内田さんの本業は、奥出雲で代々伝わる和菓子屋さんの三代目。 80年前の古民家を現代風に改装し、昔の暮らしを大切しながらも快適に過ごせるこだわりの宿を創りました。 宿がある奥出雲は神話とたたら製鉄、映画「砂の器」の舞台にもなっている場所です。 宿場町のような佇まいのとても静かな場所にあり、遠い昔にタイムスリップしたかのようです。 夕飯は近くのお食事処で済ませ、帰りに川沿いの道を歩いていると、無数のホタルが飛び交っていました。 そして、今回の宿泊でお世話になったお宿がもう一軒。 「蔵宿うずまき」さんは山田 洋介さんと上金理紗子さんのふたりで切り盛りする、1日1組限定の蔵を改装したお宿です。 上金さんは短期間ですが、数年前に海坐のスタッフとして働いてくれていました。 それで、今回お祝いに駆けつけたと言う訳です。 山田さんが作る地元の食材を使った創作料理は、自家栽培の無農薬野菜にジビエ・山菜等など。 風土を活かした料理は絶品でした。 食事の後はここでも棚田のホタルを鑑賞し、食後は五右衛門風呂も堪能しました。 日本の原風景を体現した3日間でした。 千と千尋の神隠しの宮崎駿監督が以前こんなお話をされていたと記憶しています。 「映画はあくまで空想の世界の出来事。」 「映画に出てくるような場所がまだ残っているはず。」 「そんなリアルな場所を見つける旅をして欲しい。」 まさに、ここ奥出雲は古き良き日本が残る数少ない場所だと感じました。 ************************************** シンプルだけど贅沢な時間 海坐 ~kaiza~ 〒901-0604 沖縄県南城市玉城字玉城56-1 tel&fax 098-949-7755 携帯 090-2849-1881 https://kaiza-okinawa.com 担当 中野 *************************************** #
by pajamsara
| 2023-07-11 09:31
| 旅
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コンコンとどこかで工事の音かな?と思ったら、階段途中のアコウの木にキツツキが、、 知らべてみたら、沖縄北部~中部にかけて生息するリュウキュウコゲラでした。 聞こえたのは尖ったくちばしで巣穴を掘る、ドラミングの音。 コゲラは日本最小のキツツキの仲間で、最近では南部まで生息範囲を広げているようです。 あと数日で穴掘りは完了し、2個程の卵を産み2週間ほど卵を暖め、ふ化します。 巣穴はゴルフボール大の大きさで、丁寧に工具で開けたような作りです。 こんな感じで顔を覗かせてくれたら可愛いですね。 ※2枚の画像は動物JP様より拝借いたしました。 雛は約1ヶ月ほどで巣立ちし、しばらくは巣の周りで家族とともに暮らすようです。 海坐の周辺でいくつものペアが繁殖してくれたら嬉しいですね。 これからもこの環境を大事に、自然を大切にしていければと、改めて感じさせられた出逢いでした。 ************************************** シンプルだけど贅沢な時間 海坐 ~kaiza~ 〒901-0604 沖縄県南城市玉城字玉城56-1 tel&fax 098-949-7755 携帯 090-2849-1881 https://kaiza-okinawa.com 担当 中野 *************************************** #
by pajamsara
| 2023-02-26 16:29
| 大切なもの
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