とある日、プラザハウスで映画を鑑賞した後、メルローズでお茶をした。 隣の席にはアメリカ人と思われる紳士が座られていた。 ![]() このお店にくるのは2回目で、店内のピンクの壁にはオードリヘップバーンにエルビスプレスリー往年の大スター達の写真が飾られている。 ![]() 改めてよく眺めてみると、左の隅に若い兵隊さんの写真も飾られていた。 すると、先ほどの外人さんが声をかけて来た。 ![]() お名前はレイ・ペインさん。 アメリカ空軍のパラシュート部隊として18歳で沖縄に来たそうだ。 店員さんがペインさんはサムズレストラングループの創業者で現在97歳ですと教えてくれた。 とても若々しくてそんなお年には見えなかった。 そう、先ほどの写真の若い兵隊さんが、ペインさんだったと知り驚いてしまった。 それもサムズレストラングループのオーナーとは。 いったいどんな人生を歩まれて来たのだろう。
もう随分前のことだけど、台風が沖縄本島を直撃し、数日間もの停電。 蝋燭の灯りの下での生活もそろそろ疲れたので、那覇ならいち早く停電も復旧し、どこかお店もやってるだろうと飛び込んだのが、空港側のサムズレストランだった。 辺りは閉めてるお店がほとんどで、街が真っ暗な中、ここだけが明かりが灯り、腹を空かせて食べる食事は格別だった。 サムズは沖縄県民なら言わずと知れたステーキハウスの老舗で、沖縄にステーキを広めたお店のひとつでもある。 事実、戦後はPX軽食バーの店長となり、そこでグリルでステーキを焼いてたのが、日本のステーキ文化の始まりだど書いている。(現在は11店舗) 気軽に入ったカフェで、そんな方に会えるとは思いもしなかった。 ![]() その上、自叙伝本を4冊もプレゼントして頂いた。 途中、顔馴染みと思われるお客さんと挨拶を交わし、気軽にお話しをされる人気者。
自宅に戻り、頂いた本を読むと、ミシガン州のご出身で、子供の頃に世界恐慌を経験したり、とても苦労されたようだ。 ご近所に若きしのエルビスプレスリーが住んでいて、その時の思い出話が書かれていた。 戦争が始まり、兵士として、機銃を抱えて帝国ホテルに武器を運んだ等、当時の任務の模様も描かれている。 まだ、最初の一冊を読んだだけだが、映画になりそうなくらい波乱万丈人生だ。 97歳に成った今も好奇心旺盛で、とても気さくなペインさん。 英語に自信のある方は、直接お会いして、貴重なお話しに耳を傾けてみるの良いかもしれないです。
メルローズ 沖縄市久保田3-1-9 プラザハウス1F ************************************ シンプルだけど贅沢な時間 海坐 ~kaiza~ 沖縄県南城市玉城字玉城56-1 tel&fax 098-949-7755 担当 中野 ***************************************
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by pajamsara
| 2025-11-17 16:27
| お店
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沖縄本島・世界遺産山原やんばるの森に行って来ました。 ここで、どうしても沖縄の山原だけに生息するヤンバルクイナが見たい。 見れなくても、その声を聞いて肌で感じたい。 調べてみるとアダ(安田)のアダガーデンホテルがいちばん遭遇率が高いことが分かりました。 ホテル着き、スタッフの方にせめて鳴き声位聞けますでしょうかと尋ねると、ヤンバルクイナが現れる朝夕の時間帯とポイントを教えて頂きました。 日没の時刻、水浴びに現れた数匹のヤンバルクイナを見る事が出来ました。 警戒心が強いとの噂通り、ちょっとした物音に、ものすごい速さで物陰へと逃げ隠れします。 ヤンバルクイナお目当ての他のゲストの方々も大喜びされていました。 翌朝はまだ薄暗いなかを、今度はひとりで息を凝らして観察。 鬱陶とした茂みのあちらこちらから、ヤンバルクイナの鳴き声が響き渡り、山原の生命の息吹を感じます。 遂に、太い樹の横枝で寝ているヤンバルクイナを発見。 飛べないヤンバルクイナは夜はこんな場所で休んでいるようです。 寝ているのでほとんど動きはありませんが、独りだったせいか、昨日より感動しました。 数年前に保護施設で見た事はありますが、野生の姿はやはり感動します。 ヤンバルクイナ保護の活動が実り、最近では数も少しづつ増えているようです。 すっかりリゾートの島のイメージの沖縄ですが、少し足を伸ばせば、こんな大自然がたくさん残っています。 道の駅で年甲斐もなく、お土産にヤンバルクイナのぬいぐるみを買いました。 黒い体に赤く目立つクチバシと同じく赤い長い足。 胸のところはオシャレな黒と白の縞模様。 愛らしい姿にすっかり魅了されてしまいました。 ************************************ シンプルだけど贅沢な時間 海坐 ~kaiza~ 沖縄県南城市玉城字玉城56-1 tel&fax 098-949-7755 担当 中野 *************************************** #
by pajamsara
| 2025-11-09 13:07
| 旅
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映画宝島。 映画を見て、リゾートとかけた時代にびっくりされた方も多かったと思います。 戦争に負け、焼け野原となった沖縄には、当時の写真やフイルムが米軍が撮ったものしか残っていないと言います。 この映画が持つ意味、力は凄く強いと思いました。 ![]() ヤマコが先頭に立ち進む戦争反対のデモ行進。そしてコザ暴動。 火の手が放たれる中をかちゃーしを踊る女。我慢も限界にきた群衆の中から聞こえ漏れるたっくるせーの声。 本当にこんな風だったんだなと胸が熱くなりました。 クライマックスには弟のレイは基地の中にVXガスを抱えて突入します。 沖縄を日本の首都にしろ。 ヤマコを総理大臣にしろと大きな戦果をまくし立てます。 映画を見終え、兄のオンが最後に欲しがった戦果は、でっかい戦果ではなく、ウタが笑って暮らせる、ひーじーゃにある素朴で小さなあたりまえの日常なのではと感じました。 ![]() それは、映画の冒頭に何回も出てくる、ひーじゃーでのシーンに表されていると思います。 ひーじゃーは昔、生活用の共同水場として使われ、飲み水、洗濯、水浴びなどの生活用水として利用され、拝所もある村人の憩いの場でもります。 ![]() ここ沖縄南部は激戦の地でした。 海坐の地鎮祭の時、神人の方に土地神様へのご挨拶と連れて行って頂いた場所が、映画の舞台となった仲村渠樋川でした。 人が集い、笑い、その笑顔が土地を浄化すると言われた事を思い出しました。 3時間というかなりの長編作ですが、興味のある方はぜひご覧になって下さい。 ネタバレでも良いという方にはこちら映画.comにもレビューを書いてます。 ************************************ シンプルだけど贅沢な時間 海坐 ~kaiza~ 沖縄県南城市玉城字玉城56-1 tel&fax 098-949-7755 担当 中野 *************************************** #
by pajamsara
| 2025-09-26 17:21
| 大切なもの
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この数ヶ月間、生活に彩りを添え、楽しませてくれたものがあります。 美声の渡り鳥アカショウビンです。 ![]() アカショウビンは4月の中旬頃、東南アジアから沖縄に渡って来ます。 ひと夏を過ごし、繁殖し、秋になると再び東南アジアへ帰って行きます。 とても警戒心が強くなかなか人目に触れることは無く、神の使いとも言われています。 姿が見えず、神秘的な鳴き声が、よりそうさせてるのだと思います。 名前の通り、体の色も黄褐色を帯びた赤色で、腰には縦長の瑠璃色の羽毛が生えていて、とても美しい鳥です。 ![]() 今年は特に飛来したアカショウビンが多かったのか、夜明けの頃にキュロロロ~という独特の魅惑的な鳴き声が、森の奥の方から聞こえて来ました。 夏の時期、炎天下での庭作業は大変なのですが、この声を聞いていると癒され、まだ自然が残るこの場所への愛着がより強くなる感じがします。 夏の雨が降らない時期には、普段とは少し違う鳴き声が聞こえた時があり、暑くて鳴き声も下手くそになったのかと思いましたが、ここで生まれ育った幼鳥の鳴き声だったのでしょう。 あれほど、聞こえた鳴き声もここ数日は聞こえて来ません。 恐らく冬の住処へと渡って行ったのでしょう。 4か月もの間、愉しませてくれありがとう。 南部・玉城の小さな自然をこれからも大事に守つていけたらと思います。 また来年逢えるのを楽しみに待っているよ。
************************************* シンプルだけど贅沢な時間 海坐 ~kaiza~
沖縄県南城市玉城字玉城56-1 tel&fax 098-949-7755
担当 中野 *************************************** #
by pajamsara
| 2025-09-01 14:05
| 大切なもの
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少し前ですが日本在住のドイツ人の方から置き手紙を頂きました。 ![]() あまりの絵の上手さに暫く見惚れてしまいました。 ハイビスカスと言うと、普通は赤や朱色と思うのですが、モノクロの鉛筆と赤の2色で、ハイビスカスをとても上手く表現してます。ちょうど梅雨入り前でしたが、今年は晴れの日と、曇雨の日が交互に繰り返しやってくるという感じでした。 長年住んでいるとハイビスカスもその時の天気と湿度で微妙に花びらの形、大きさ、質感が変わるのが分かるようになります。 黒が混ざったような赤にビロードのようなウエットな質感。 太陽が燦々と輝く時ではなく、この時期の特別なハイビスカス。 20年近くも住んでようやく感じ取れるものが、絵を描く人は優れた観察力で絵を表現しますね。 異国の人は我々と虹彩が異なるから、よりこんな風に見えるのでしょうか。 滞在中も空や景色をじーっと眺めている姿が印象的でした。 こんな風に絵が描けたらと思うのですが、絵が描けない自分は日々の自然の移り変わりや、海坐の小さな出来事の記憶を書き留めるしかないようです。 ![]() (ちょうど絵手紙を頂いて少し後、玉城の稜線に沈む夕日があまりに綺麗だったので) ************************************** シンプルだけど贅沢な時間 海坐 ~kaiza~ 〒901-0604 沖縄県南城市玉城字玉城56-1 tel&fax 098-949-7755 https://kaiza-okinawa.com 担当 中野 *************************************** #
by pajamsara
| 2025-08-13 17:03
| お客様
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